渋谷と同じく、アイドル出身ながら仕事を増やしているのが元AKB48の前田敦子だ。
「AKB48時代は気難しい性格で知られていましたが、結婚や出産、独立を経験したことで“どんな仕事でも挑戦したい”というスタンスに変化。実際、地上波や配信、単館系の映画まで作品の規模に関係なく精力的に出演。今春からはフジテレビ系『ポップUP!』でコメンテーターを務めたり、『アクターズ・ショート・フィルム2』の1作品で監督デビューも果たすなど、活動の幅を広げています」(テレビ局関係者)
優秀なブレーンがいてこその独立
米倉涼子は独立後にNetflix『新聞記者』で主演を務めたほか、人気シリーズ『ドクターX』(テレビ朝日系)を継続。現在も新たな配信ドラマ作品を撮影中だと報じられた。
「独立当時は日常の業務をすべて1人で行っていましたが、オスカープロモーション時代にチーフを務めていた敏腕マネージャーが合流したことで、俳優業に専念できる環境になったことも大きいようです」(前出・芸能プロ関係者)
独立後も活躍できる人と苦戦する人の差は何なのか?
「米倉さんや舞台で実力を磨いた吉田羊さんのように、タレント自身のポテンシャルや自己プロデュース力の高い人は、事務所の力に関係なく活躍できますよね。前田さんはウェブメディアのインタビューで“信頼できる優秀なエージェントさんに支えてもらっている”と語っていましたが、マネージャーなど優秀なブレーンがついているかの差も大きいでしょう」(広告代理店関係者)
その点で失敗してしまったのが、元NEWSの手越祐也や剛力彩芽なのだという。
「2人とも本人の持っているポテンシャル以上の売り出し方をしているように感じます。手越さんも剛力さんも、本来はイジられたり個性的なバイプレイヤーとして輝くタイプにも関わらず、主役キャラで売り出していますからね。自分のことを過大評価している印象を受けるので、軌道修正が出来ないと今後も苦戦すると思いますよ」(同・広告代理店関係者)