ディズニー作品やマーベル作品を見たいなら
エンタメ事情に詳しいフリーライターの大塚ナギサさんに、ディズニー+が急成長している理由を聞いた。
「“安心・安全”のディズニーアニメだけでなく、マーベル作品や『スター・ウォーズ』シリーズのほか、傘下の20世紀スタジオ製作の作品や日本のドラマまで視聴できるため、家族みんなで楽しめるのが最大の強みです。ディズニー作品やマーベル作品を見たいなら、ディズニー+に加入するしかない状況になっています」
有料会員の減少もあり、社員450人の解雇を発表するなど、暗いニュースが続くNetflix。大塚さんは、動画サブスク戦国時代で生き残れる会社の特徴をこのように分析する。
「強力な武器がある会社以外は、なかなか勝てない時代になりました。アダルト作品が見放題のU-NEXT、『Amazon』のサービスの一環としてお得感のあるAmazonプライムビデオあたりは会員数をキープできるのでは。Netflixは拡大路線を続けてきたから失速しているように見えますが、ほかで見られないハイレベルなオリジナル作品を多数制作しているのは大きな強み。
今は何か1つは動画サブスクに加入していないとエンタメを楽しめない時代になっています。より多くの人に加入したいと思わせる“売り”となる作品を提供し続けられるかが、Netflixの今後を握る鍵になりそうです」
競争の激化でサービスが強化されるなら、視聴者としては大歓迎かも!