その中には2020年6月に六本木ヒルズでの多目的トイレで不貞に及んだというアンジャッシュ・渡部建がいまだにテレビキー局での復帰を許されていないことを引き合いに出すものもある(渡部は千葉テレビ『白黒アンジャッシュ』には復帰)。
確かに不倫騒動を起こした者でも復帰時期に違いがあり、福原は何の説明も“ペナルティ”もないままタレント活動を開始したというのは“不公平”といえるのかもしれない。
しかし、ある民放テレビディレクターはこういうのだ。
「テレビ局は司法機関ではなく、営利企業です。不倫を起こしたタレントの起用はリスクとリターンを天秤にかけて決めているだけです。渡部を起用するのを見送るのはあまりに注目されすぎて先陣を切った場合の非難のリスクが大きくなりすぎてしまったからです」
福原愛を出演させる大きすぎる“意義”
たしかに渡部を起用することによる“炎上”リスクはメリットよりも大きそうだ。しかし、福原は違うのだという。
「愛ちゃんは、特別な存在です。卓球女子選手は石川佳純、伊藤美誠、平野美宇、早田ひな選手などビジュアルと好感度にすぐれた“タレント”の宝庫。大きなコンテンツなのです。その草分けである愛ちゃんを起用し、卓球界にパイプを作っておくことはリターンが大きいのです」
ディレクター氏は、あとプロ野球界も不倫には“甘め”の体質で、報道があってもプレーや監督コーチ、解説者としての登用に影響は少ないと付け加えた。
プレーが全ての世界ということもあるが、テレビが野球選手の不倫を報じることはほとんどないし、業界として、なんとなくなかったことにしてしまう雰囲気があるのだという。
さて、福原が徐々にタレントとして露出していく一方、元夫の江氏も“吹っ切れた”かのような行動を取っているようだ。
6月27日、インスタグラムに台湾の元バスケットボール選手の銭薇娟さん(50)とのツーショット写真を投稿した。
この銭さんは、昨年の七夕の日に江氏と肩を寄せ合い口を尖らせるキスのふりをするような写真をインスタに投稿しており、交際の有無は(!?)ともかく二人は非常に仲は良いようだ。
愛ちゃんの訪台で何が起こるのかはわからないが、2人の子どもたちに良い方向に進んで欲しいものだ。