長らく世間に勘違いさせてしまい……
「……こんな“オバハン”のために、夜分遅くまでご苦労さまです」
エントランスの扉越しから、さっそくの自虐トーク。Aさんとの関係について質問すると、
「彼は何人かいる異性の友人のうちの1人。恋愛感情とかはありません。現在もよき友人として連絡は取り合っています。長らく世間に勘違いさせてしまい、Aさんにも申し訳ないです」
あくまで男女の関係ではなく友人だと主張する。そのまま、自身の恋愛観を語ってくれた。
「50歳を過ぎると、恋愛に興味もなくなるんですよ。私の仕事も片手間じゃできませんし、デートする暇があれば取材など仕事をしたいですからね。今は結婚も妊活も諦めて、アフリカの子どもたちへ支援活動をしているんですが、そういった形で彼らの助けになればと考えています」
─もう結婚の可能性は“ゼロ”なのでしょうか。
「2%くらいですかね。私から積極的に行う気持ちはありません。例えば、しがらみのない、どこかの国の、心が広い王子様がいればあるかもしれませんけど……。たぶんないかなと思います」
“生涯非婚宣言”は、本音なのか、それとも─。