「このたびは、一部週刊誌報道におきまして、私事でお騒がせをいたしまして、みなさまにご迷惑、ご心配、ご心痛をおかけし誠に申し訳ございません。(中略)いただける仕事に対しましては、しっかりと真摯にまじめに一生懸命、全力でこれまでどおり挑んでいきたいと思っております」
8月26日の早朝。TBS系の情報番組『THE TIME,』で、金曜日のMCを務める香川照之が生謝罪した。
「8月24日に発売された週刊新潮で、香川さんの性加害疑惑が報じられました。記事によると2019年7月に、銀座のとあるクラブで、隣りに座ったホステスの女性にキスを迫ったり、ブラジャーをはぎ取って胸を触るといったセクハラ行為を行ったそうです。被害を受けた女性はこの一件が原因でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えてしまい、事件翌年には香川さんの逸脱した行動を諌めなかったとして働いていたクラブのママを提訴する事態に発展しました」(スポーツ紙記者)
実は『THE TIME,』の出演前日にも、香川は“謝罪”をしていた。
「現在放送中のテレビ朝日系のドラマ『六本木クラス』で、竹内涼真さんが演じる主人公を追い詰める強欲な外食チェーンの会長として出演。8月25日に放送された第8話では、過去の悪事がバレて記者会見を開き、謝罪するシーンがあったんです。遡れば2013年放送のTBS系ドラマ『半沢直樹』で悪徳銀行員の大和田常務役を熱演した際も、土下座が話題になりましたね」(同・スポーツ紙記者)
イメージダウン必至で出演番組への影響
名俳優として知られる香川だが、昨今の活躍ぶりには目を見張るものがある。
「東京大学を卒業した翌年の1989年に俳優デビュー。順調にキャリアを積み重ねていましたが、46歳のときに父と同じ歌舞伎役者の道に進むため市川中車を襲名。以降は、現代劇と歌舞伎への出演を両立させながら、情報番組のMCやバラエティーにも挑戦するなど、大活躍しています」(同・スポーツ紙記者)
何事にも真剣に取り組む姿勢が支持され、高い好感度をキープしていた香川。今回の一件で、出演番組はどうなってしまうのか。