暖房はつけない。部屋でもダウンを着用

「私の顔をよく見て」と言う白石先生を、まじまじ見てびっくり。シミどころかほくろもない。

「幼少期から学校に行くとき、母に日焼け止めクリームを塗られていたんです。子どもだったし、白くなるからイヤだったんだけど、今は親に感謝してます」

 紫外線対策だけでなく、乾燥対策も徹底している。

「冬でも暖房をつけず、部屋の中でもダウンジャケットやフリースを着ています。犬を飼うようになってから、室温を17度くらいにしていますが、空気がより乾燥するのでなるべく暖房は使わないような生活をしています」

 そして“これこそ0円美容法”として話してくれたのが「一緒にいるときは常に、夫に褒めてもらう」とのこと。

「夫はラテン系の人なので、きれいだとか、素晴らしいとか、言い続けてくれて……(笑)。確実に効果を実感しています」

 褒められると、幸せホルモンのセロトニン、ドーパミン、オキシトシンという脳内物質が分泌され、美容にもよい影響が。褒められれば褒められるほどきれいになるという。どんなに高級な化粧品よりも、褒められ効果に勝るものはないと白石先生。とはいえ、パートナーに強要もできないので、まずは自分で自分を褒めてみよう!

白石美緒先生
東京皮膚科形成外科の他、エレナクリニックをメインに、AZACLIなど、都内の複数の美容クリニック勤務。専門は美容外科、整形外科、麻酔科、ペインクリニック。20年前から患者として美容クリニックに通い始め、自分が試してよいと思う治療を提案している。