結婚への意識とプロポーズの瞬間
2年間の交際期間で、結婚を意識したのは今年に入ってからだという。
高城「付き合い始めてから、そんなに頻繁に会ってたわけじゃなかったんです。なので、最初から結婚願望があったというよりも、いろいろな感情を共にしていくなかで、“ここまで素をさらけ出せる人って、この人しかいないな”っていう気持ちになりました。理不尽なことも、散々なわがままも言ったりとかして、知らないうちに家族のような存在になっていて。この人と一緒に生きていきたいなって思うようになりました」
プロポーズの瞬間について聞くと、ふたりは顔を見合わせて笑った。
宇佐見「厳密に言ったら、2回プロポーズしているんですよね。1回目は、今年7月の初めです。お互いの将来について話す時間がありまして。そのときに“俺は結婚したい”と伝えました。2回目は指輪を買って、きちんとプロポーズしました」
高城が笑いながら、そのときの状況を語る。
高城「お互いの職業柄、忙しい間は話を進められなくて。野球のシーズンオフになってから、改めて宇佐見さんのほうから、バラと一緒に指輪の箱をパカッと開けて、“結婚してください”っていう言葉をいただきました。
でも私、いざとなると照れくさくなっちゃって……“ちょっとやだ、やめて!”って、指輪の箱を開けるところを見ないで逃げ回っちゃったんです(笑)。でも最終的には“これからもよろしくね”とお答えしました」
結婚発表の生配信では、宇佐見と電話をつなげて間接的に“共演”する場面もあったが今後、リアルでの共演はあるのだろうか。
高城「現役アイドルのまま結婚っていうのもなかなかない話ですし、やっぱりこうしてみなさんが祝福してくださっているので、機会をいただけるなら、バカップルならぬ“バカ夫婦”を目指して、みんなが微笑ましく思ってもらえるように、誠意を持って、ふたりでどこかに立てたらいいなと思っています」
交際期間中、一度も熱愛報道が出ていないふたり。周囲にバレなかった秘訣は?
高城「交際は、隠していないと言ったら嘘になりますけど、そこまで必死に隠していたわけでもなかったんですよね(笑)。お互いが仕事優先でと考えていた部分があったので、いい大人だし、自覚を持って自分の立場をしっかり考えるように行動していました。
仕事次第では半年会わない時期もありましたし、1か月空いたりすることもざらで。コロナ禍で自分が感染してしまうと、いろいろな方に迷惑をかけてしまうっていうのもお互いあったんです。でも、なかなか会えないなかでもこうして繋がっていられたのは、私にとってすごくうれしいことで。だからこそ、結婚したいって思えたのかもしれないです」