目次
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ー パスタは炭水化物の中で超優秀な“やせ食材”  ー コクうまミートソース/561kcal
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ー 鶏としょうがの滋養鍋パスタ/544kcal ー 旬魚とカブのおだしパスタ/646kcal
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ー アボカドパスタのカニカママウンテン/594kcal ー ぜいたくすき焼きパスタ/684kcal ー やみつき枝豆&納豆パスタ/676kcal
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ー えのき入りたらこスパ/522kcal ー 太らないカルボナーラ/628kcal
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ー さらにやせる!おすすめ「ソイパスタ」 ー 美容フルーツサラダ/208kcal ー タラのアーモンドミルクスープ/84kcal

 

 年末年始のごちそう続きで冬太りに悩んでいる人、「ダイエットにパスタは論外!」と思い込んでいませんか?

パスタは炭水化物の中で超優秀な“やせ食材” 

「実はそれ、大きな誤解! 食べ方次第では“理にかなったダイエット料理”として活躍するすばらしい食材です」とは、食文化研究家のスギアカツキさん。

 パスタダイエットを考案したきっかけは、2018年にカナダのセント・マイケルズ病院の研究チームが発表した“パスタは炭水化物でも米やパンとは違う健康食品であり、食べても太りにくい”という論文(※)だった。

※きっかけとなった論文/https://bmjopen.bmj.com/content/8/3/e019438
Effect of pasta in the context of low-glycaemic index dietary patterns on body weight and markers of adiposity:体重および肥満のマーカーに対する低グリセミック指数の食事パターンとの関連におけるパスタの効果

「その根拠は“主食の中でGI値がとても低い”こと。この指数が低い食品ほど、脂肪を蓄えにくく、太りにくくしてくれるといった特徴があります。つまり、パスタは白米やパンと比べてやせやすく、腹持ちがいい食材なのです」

 パスタダイエットに適した量は乾麺70g。そこに、具材とソースをたっぷり加えれば大満足な一皿に。

「今回紹介する組み合わせは、パスタのおいしさをアップさせつつ、糖質の吸収をもゆるやかにしてくれます」

 さあ、おいしい料理をしっかり味わいながら、我慢ゼロの冬太り解消ダイエットをはじめよう!

「やせ量」を守る3つのポイント
1. 乾麺70gの法則
 この量はご飯1膳分と同等の糖質量。同じ糖質量でもパスタのほうが満腹感も腹持ちもいい。

2. 「やせる具材」を選ぶ
 具材量は通常レシピの2倍を念頭に。脂肪燃焼や身体づくりに欠かせないタンパク質、食物繊維を中心に。

3. 「やせるソース」を合わせる
 オイル=太るは大きな誤解。オイルを使って糖質の吸収をゆるやかにして、満足度を高めるソースを作る。

コクうまミートソース/561kcal

 野菜・調味料選びで糖質コントロール

コクうまミートソース/561kcal(撮影/廣瀬靖士)
コクうまミートソース/561kcal(撮影/廣瀬靖士)

材料/パスタは1食分、ソースは約4食分
・パスタ……70g
・豚ひき肉(赤身)……200g
 A〔セロリ……1本、にんにく……1片、にんじん……1本、マッシュルーム……1パック(7~8個)、たけのこ水煮……100g〕
 B〔トマト缶(カットタイプ)……1缶、糖質オフケチャップ……100ml、赤ワイン……100ml、ブイヨンキューブ……2個〕
・オリーブオイル……大さじ4
・しょうゆ……大さじ1
・粉チーズ……大さじ2
・塩、こしょう、オレガノ……各お好みの量

【作り方】

(1)Aを細かく刻む。

(2)フライパンにセロリ、にんにく、オリーブオイルを入れて火にかけ、弱火で炒める。香りが出てきたら、にんじん、マッシュルーム、たけのこを加えて中火で3分炒める。次に、豚ひき肉を加えて赤みがなくなるまで炒める。

(3)Bを加えて、ときどき全体を混ぜながら30分煮込む。

(4)しょうゆ、オレガノを加えて弱火で5分煮込み、最後に粉チーズと塩、こしょうで味を調える。

(5)パスタをゆでて、仕上げにソースをかける。

《やせPOINT》野菜選びやケチャップを工夫して糖質を抑えながら、濃厚ソースを実現。

オススメのトッピング
・温泉卵
コクやうまみをアップしたいときに