平田さんの元には全国から多くの声が集まっている。

「蓄熱式床暖房を使わずエアコンだけでも7〜8万円の請求が来ている方も。

 ツイッターのリプライには、8万円が16万円に跳ね上がった方や、私のように倍額請求されて驚いている人の声が多く届いています」

 これから大寒波が来るというのに、電気を思うように使えないのは苦しいところ。この冬をどう乗り越えればいいのか。

平田さん(仮名)は電気料金の明細を見て驚愕したという
平田さん(仮名)は電気料金の明細を見て驚愕したという
【写真】SNS上で話題を呼んだ平田さん(仮名)の投稿、電気代が倍に!?

1000人の女性に聞いた電気代節約術

 1000人の女性にアンケートをしたところ、最も多かった回答は、

「こまめに電気を消す、スイッチを切る、コンセントを抜く」というもの。「逆に教えてください」という回答も多く見られた。ランキングからは漏れたが、ためになりそうな(?)回答を紹介。

「照明をLEDに換える」(31)、「しょうがを多く摂取して身体を温める」(44)、「カーペットをやめて低反発マットレスの上に薄い布団とベッドパットを敷いて冷気を感じないようにする」(57)、「早寝早起きで電気を使う時間を減らす」(30)、「厚着をする」(50)、「なるべく家族みんな一緒の部屋にいる」(45)、「太陽光発電を利用する」(48)。

 多くの人たちが節電に励む中、電力会社はどう考えているのだろうか。前出の平田さんは、

「問い合わせをしているのですがナビダイヤルで延々と待たされてつながらない。

 待っている間にも料金はかかるし、もっとすんなり問い合わせができる仕組みをつくってほしい。料金変更の説明がWebで自分で調べないとわからないことも、おかしいと思います」

 と訴えた。

 東京電力は23日、3割の電気料金の値上げを経済産業省に申請した。寒さ対策とともに自己防衛が求められる。

1000人の女性に聞いた私の節電方法

1位 コンセントを抜く、こまめに電気を消す 396票
2位 湯たんぽやカイロを利用する 121票
3位 エアコンの温度設定を低くする 78票

※ネット調査会社Freeasyにて1月24日に20代から70代までの女性を対象にアンケートを行った