プロに人気の理由は、柔軟な髪質への対応
さらには、5段階(40度~120度)の温度設定と、3段階(LOW/MID/HIGH)の風量設定を組み合わせ、使用者の髪質に応じて15パターンのカスタマイズができる。
「サロンではさまざまな髪質のお客様に対応する必要があるため、温度と風量は細かく設定できるようになっています。
100度でふんわりボリュームをアップさせたり、60度でしっとりと艶を出したり、40度の風を当てて髪のキューティクルをしっかり閉じたりと、髪質や理想の仕上がりに応じて温度と風量の“ドライレシピ”を使い分けることができるのも『ドライヤーゼロ』の特長ですね」
電源を入れたときの基本設定は80度/MIDで、風量と温度はそれぞれ持ち手にあるボタンで切り替えられる。
「最高温×最大風量にすればいちばん早く乾きそうだと思われるかもしれませんが、実際に使ってみると、髪質によっては80度/HIGHまたはMIDくらいの組み合わせのほうが、遠赤外線の力で最も早く乾かせたりします。
ほどよく水分を残しながら全体を乾かすことで、その後のブラッシングやヘアセットもやりやすくなるため、その点でも時短につながりますよ」
実際に取材現場で『ドライヤーゼロ』を使わせてもらったところ、まず驚いたのが本体の軽さ。手元にあった500mlのお茶が入ったペットボトルと比べても明らかに軽く、ヘアブローの動作がほとんど苦にならない。
「回転数が高い小型モーターを本体に搭載することで、吸い込み口部を空洞化させ、本体重量を業界最軽量クラスの350gにまで抑えることができました。
また、サロンでは1日に何度もドライヤーを使うため、折り畳み式ではなく、より耐久性のあるハンドガン型の形状。空洞部分にも指を通せるため、いろんな持ち方でカッコよく使っている美容師さんがいらっしゃいます」