驚愕エコ生活テクニック!
フジイさんが実践する驚愕の電気代0円生活の実態!
1. ベランダの太陽光発電で電気代0円
フジイさん宅では、100Wのパネル1枚と、40Wのパネル1枚を常設。大きさは、100Wパネルで53cm×104cm程度。
その他にも、折りたたみ式のパネルで80~60Wのものを天気によって足したりして調節。トータルで1時間に140~200Wほどの電力を生み出せるという。
他にも、アウトドア用のソーラーランタンや、ポータブル式のソーラーパネルもまとめて日中外に出しておいて電気をためている。
梅雨時は太陽光の量が減るため、エアロバイクを改造した人力発電機を併用。「ただ、疲れるのでメイン使いは厳しい。
あくまでソーラーパネルのサポートで利用します。雨が何日も続いたときは、泣く泣く洗濯機を回すのをガマンですね」
2.「ソーラークッカー」で電気・ガス代0円調理
太陽光を効率良く一点に集めて温度を上げるのが失敗しないコツ。
料理を入れる飯ごうも、熱を吸収しやすい黒いものを選ぶのがポイントだ。加熱中の飯ごうをガラスボウルなどの透明なもので覆っておくと、風などで熱が下がるのを防げるという。
「ご飯から温野菜、ケーキまで作れます。太陽熱だとふっくらできあがるんです」
3. なんちゃって二重窓で窓断熱!
冬場は、南側のベランダの大きな窓に、梱包用の緩衝材やプラスチックの段ボールなどを張って保温効果を狙う。
「うちでは最近、ダイソーで550円だったアルミレジャーシートをカーテンとして愛用。パリッと硬い素材感で、すぐボロボロにならないのもうれしい。窓の断熱になるのはもちろん、折りたためばソーラークッカーにも使えて一石二鳥です」
他にはキルトの布地も保温性が高くカーテンにうってつけだ。100均などで買える「カーテンクリップ」をつけておくと、寒暖差が激しいときにも付け外しがラク。
4. 鍋料理は「二段活用」でエネルギーを使いまわし
汁物を温めている鍋の上に平ざるを置き、沸騰した蒸気で他のおかずやご飯などを一緒に温める。
他には、火にかける時間を短くして、キルトの布地で鍋をすっぽり包むと、余熱で保温調理もできるという。
「例えば、にんじんなどの根菜を入れて、5分ぐらい沸騰させてからコンロから下ろし、厚手のキルトで覆って保温。20分ぐらい置くと、中の具材にゆっくり火が通ってやわらかくなります」
5. 小電力家電で徹底省エネ!
愛用しているのがスティック掃除機。充電式で、消費電力も少ない。他にも、車載用のミニ冷蔵庫はアウトドアに特化していて、充電池がついているためソーラーパネルから充電可能。
「アウトドアグッズや災害用品は電気がなくても使える便利なものが多いので、家電と組み合わせて普段使いしてます。『家の中でキャンプしてるみたい』とよく言われますね(笑)」
(取材・文/オフィス三銃士)