「カニカマのない生活は考えられない!」というほどカニカマ愛にあふれるのは、食文化研究家のスギアカツキさん。
数百円で楽しめるかに超えの味!
幼少のころから食べ続け、食卓には必ず登場してきた食材だそう。そんな長年、カニカマを食べ続けてきたスギさんが力説するのが、「最近のカニカマの進化には目を見張るものがある」とのこと。
「カニカマは白身魚から作られたかまぼこの一種で、食感や風味、見た目をかにの身に似せたもの。“かにのイミテーション”というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、最近は“かに超え”のカニカマが続々出ています。
味、見た目ともに、“かにだよね?”と思ってしまう商品がたくさんあるんです」
以前はかまぼこっぽい食感のものが多かったが、今はジューシーで、口に入れると、ほろっとほぐれる本物食感を楽しめるものばかり。
「形状も昔ながらのスティックタイプから、かにのむき身そっくりなもの、フレークタイプ、親爪タイプなど種類が豊富。おまけに値段も100~300円程度と手頃!」
味がついているので、袋から出してすぐに食べられるのも便利な点だ。白身魚からできているのでタンパク質が豊富で、育ち盛りの子どもや、“タン活”を気にする大人世代にはもってこい。
「のり巻きやサラダ、酢の物が定番ですが、油で揚げるとモチッとしてまた違った食感が楽しめます。味がついているので、だし代わりに使ってもいいですね」
数ある優秀カニカマの中から、特にイチ推しの逸品や、カニカマを使ったおすすめレシピもご紹介。今夜の食卓に、さっそく取り入れてみてはどうだろう。
《ランキングについて》
口に入れたときの甘みや塩味、うまみのバランスが適度で、おいしいと感じられるかを評した「味」、食感や香りから“かに”と感じられるほど加点がつく「かに感」、味やボリュームに対してお買い得だと感じられる「コスパ」。以上の3項目を10点満点で独自に評価し、その合計点で決定。