そんなフィギュアスケート選手の出待ちをめぐる炎上騒動が冷めやらぬ5月9日、《非常に残念なことが起きました。》と書き始め、
《今、これだけ話題になってて、選手も会社も呼び掛けをたくさん行ってるのにも関わらず、道場前で出待ち入り待ちをしてる方に遭遇しました。》
との“被害”を自身のツイッターで報告したのが、新日本プロレスに所属するプロレスラー・海野翔太(26)選手。
イケメンレスラーとして人気上昇、新世代のホープとしても期待を背負う海野選手が、どうやら以前にも注意を呼びかけたというファンの出待ちを受けたよう。新日本プロレス公式HPにおいても、
選手がルールを破ってはいけない
《道場、試合会場及び周辺、宿泊先や公共交通機関、撮影・収録場所などでの移動時等において、選手の「入り待ち・出待ち」の行為》と、近隣住民への配慮の観点から慎むよう呼びかけられている。
加えて海野選手も《選手がそのルールを破ると、お金を払ってルールを守って撮影会、サイン会に来てくれてるファンの皆様へ顔向けできません。》と、一部のファンだけを特別扱いできないことを当該人物に伝えるも、“他の選手はしてくれた”と食い下がってきたそう。
最終的に説得されて渋々帰ったというが、《どのジャンルにも言えると思いますが、相手のことを考えず自分の感情を押し付けるっていうのは良くないと思いますし、相手のことを思いやって行動することが、とても大切だと思います。》と苦言を呈する海野選手だった。
「スポーツ選手に限ったことではなく、人気アイドルやお笑い芸人が行くところには常に熱心なファンの姿があります。出待ち禁止を知っているにも関わらず、それでも行動する彼らは、海野選手が言うように“自分のことしか考えていない”のでしょう。
もちろん選手たちもファンあっての興行ということは理解しています。それでも影響力があるからこそ、自身も“ルールはルール”と守ること、そしてファンに示していくことが重要であると理解しているのでしょう」(前出・スポーツライター)
約1300文字にわたる長文投稿の最後には、切実な思いを訴えていた海野選手。プロレス界の未来をも背負う覚悟が伝わるようだった。
《大の大人がルールを守らないと、プロレスに憧れて夢を見る子供たちの将来を壊すことになりますよ。 子供の夢を壊して胸を張って大人でいれますか? ルールを守ってプロレスを楽しんで欲しいです。 本当によろしくお願いいたします。》