オンラインサロンでの“せいや批判”動画が流出
中田が動画をアップした数時間後、ツイッターで吠えたのが、吉本若手のエース・霜降り明星のせいやだった。
《真っ直ぐ勝負してないウンコみたいなやつが相方の名前使うな 中田》
せいやが激怒した原因は動画の終盤に展開された“後輩イジリ”のくだりだった。
動画の後半、松本への批判を一通り終えた中田は「これ見てる粗品くんどう思う?」とせいやの相方・粗品を唐突に名指し、このように話していたのだった。
「最近俺の(YouTubeの)トークチャンネルをすごく見てくれてるらしんですよ。すごく嬉しくて。粗品くんなんて(M-1、R-1)全部獲ってるでしょ」
このように、輝かしい賞レースの功績を讃えたうえで、
「まぁ、(松本に)言えないよね。吉本から数千万円借りてるし。だから、粗品くん、俺代わりに言うわ。松本さん、審査員やりすぎですよって」
と笑い、「ごめん、俺の意見だわ(笑)。粗品くんは関係ない。とばっちりでした」とフォローしたが、これにせいやが激怒し前述の怒りのツイートをしたのであった。確かに吉本の後輩芸人からすれば、あまりにセンシティブすぎる話題にこのようなかたちで自分の名前を挙げられるのは“もらい事故”以上の何ものでもないだろう。
「中田さんはコメント欄で動画についての反響を逐一チェックしていますが、ネットにおける批判的な声も意に介していない様子です。しかしながら、松本さんの映画がつまらないと暗にイジったり、自分のネタについて“中田を面白いと思わないって、ドストエフスキー読めないとか、モーツアルトがわからないのと一緒だから。後世恥かくから。知性が必要なんだよな、中田で笑うのは”と高飛車な発言をみせたりと、あまりに態度が尊大に構えすぎていた。彼のファンですら“引いた”という人も少なくない」(ウェブメディア編集者)
中田の“暴走”に対する反感、それが表面化してしまったのが、動画公開の翌日のことだった。
「動画の翌日に中田さんが月額定額制のオンラインサロンの配信でしゃべっていた内容が、SNSに流出したんです。閉じられたコミュニティかつ、もちろん拡散も厳禁のなか“ホーム”での配信だっただけに、その内容がなかなか驚きのものでした。今回の中田さんの過激な発言に賛同できなかったサロンメンバーによる暴露投稿だとされています」(同・ウェブメディア編集者)
一般ユーザーの手によって『TikTok』などに転載されてしまったその動画(現在は削除済み)は一体どのようなことが話されたのか──。それは1分13秒の切り抜き動画だった。