壁が壊れ、「ああ、死んだ」

 配信開始から1か月で早くも続編を望む声が。しかし、

シーズン2の実現は、いまのところ未定なんです。というのも、再び力士役のキャスト陣に肉体改造してもらう必要がありますから。さらに、『サンクチュアリ』の撮影では、出演者たちのケガが絶えず、撮影延期を繰り返して、結果的には1年以上もかかってしまいました。同じくネットフリックスで人気になった、『全裸監督』や『今際の国のアリス』のように続編を作りたいという思惑があるそうですが、どうなることやら……」(芸能プロ関係者)

 主演の一ノ瀬ワタルは、稽古中に壁に激突するシーンで壁が壊れ、“ああ、死んだ”と思ったことを明かしている。ケガのリスク覚悟の撮影で、リアルな相撲のシーンは生まれていたようだ。

迫力のある相撲のシーンのウラでは、マットを敷くなどしてケガ対策を実施(『サンクチュアリ-聖域-』公式ツイッターより)
迫力のある相撲のシーンのウラでは、マットを敷くなどしてケガ対策を実施(『サンクチュアリ-聖域-』公式ツイッターより)
【写真】『極悪女王』ロケでのゆりやん、唐田えりか、剛力彩芽

 さらに、ネットフリックスには、ケガに対してナーバスになる理由がある。

「年内配信予定のドラマ『極悪女王』の撮影で、主演のゆりやんレトリィバァさんが頭を強く打ち、緊急入院したこともありました。プロレスをテーマにしたドラマですが、頭から落ちる技を何度も練習していたことで、ダメージを負ってしまったとか。これにより、撮影の延期が発表されました。この一件を機に、出演者たちの体調・健康に、より一層気を配るようになったんです」(同・芸能プロ関係者)

『サンクチュアリ』の続編の予定について、ネットフリックスに問い合わせたが、

「制作の過程についてはお答えしておりません」

 との回答だった。

 出演者の健康という“聖域”を守って、ぜひとも続編を制作してほしい!