寝ている間にたるみがスッキリ
「硬貨の裏表はどちらでも大丈夫。ほかの金属の影響を受けないように、時計やアクセサリー、磁気や磁石がついたものは外しておいたほうがいいでしょう。
また、身体全体のバランスが取れるよう、左右それぞれに10円玉と1円玉をはるといいですよ。事前に22円を用意しておきましょう」
時間は30分程度から始めてみるといい。基本は夜寝る前にはって、朝に剥がすというサイクルがおすすめ。ツボより硬貨のサイズのほうが大きいので、おおよその位置でも外れることはほぼない。
「効き方には個人差がありますが、はっている間にのぼせるような感覚があれば外してもらって構いません。アルミ製の1円玉をはった部分の皮膚が青っぽくなる方もいますが、特に身体に害はなく、数日で元に戻ります」
ちなみに、硬貨をはるテープに適しているものとは?
「自宅で行う場合は、就寝前にはって寝ている間に自然に剥がれ落ちるような使い方が理想的。粘着力が強いとなかなか剥がれないので、セロハンテープのようなもので十分です。
ただ、肌が弱い方は優肌絆(ゆうきばん)と呼ばれている皮膚にやさしい不織布テープなどを使うほうがいいでしょう」
どれくらいの時間で顔のたるみ解消の効果を実感できるのだろうか?
「多くの方がはった直後、顔のむくみがスッキリしたと実感されます。硬貨をはっている間は体内に流れる電流によって筋肉がゆるみ、フェイスラインの変化を実感できますが、外すと元に戻っていくんです。
日中に行う場合は毎日1時間を目安に続けていただくと、少しずつ筋肉の変化が定着していくので、2週間ほどで変化を感じられます」
“22円ハリ”は誰でも手軽にできて、お金がかからない美容法。マスク老けから抜け出したい人は、ぜひ今晩からチャレンジしてみて!
10円玉と1年玉が身体を整えるワケ
異なる金属を身体にはると微弱な電気が流れる(ガルバニー電流)。
この仕組みを利用し、銅製の10円玉とアルミ製の1円玉を身体にはるとアルミから銅への電気が流れ、生体電流を整えて気になる部分や不調を改善。