『青天を衝け』『なつぞら』出演、イケメンの代表格
4位はイケメン俳優としてはもはやベテランの域に達している佐藤健が貫禄を見せた。朝ドラでは『半分、青い。』('18年)でヒロインの幼なじみ役を好演したが、それ以上に朝ドラ適性を示した作品があるとカトリーヌさんは指摘する。
「コメントにもありましたがTBSの『天皇の料理番』('15年)です。これは日曜劇場でしたけど、実在の人物をモデルに明治、大正、昭和と時代をまたいで描いたまさに朝ドラチックな作品で、佐藤さんが本当に素晴らしかった。演技力、イケメン力とも朝の顔にふさわしいと思います」(カトリーヌさん)
5位はイケメン俳優の代表格の吉沢亮。すでに『青天を衝け』('21年)で大河の主役も経験済みだが、朝ドラでも『なつぞら』の広瀬すずの幼なじみ役が印象深い。「顔がいいので毎日朝から見られたらうれしい」(茨城県・50歳)という意見は世の女性たちの総意かも。
「本当にそのとおり(笑)。ただ『青天を衝け』が近代を舞台にした物語で、朝ドラに近い設定の大河。渋沢栄一の青年期から晩年までを演じ切った吉沢さんは向いていると思います」(カトリーヌさん)
そういう意味では6位の横浜流星も『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で'25年の大河主演が決まっている。
「横浜さんは極真空手をやっていただけあって体幹が素晴らしくて、アクションがすごく様になる。朝ドラよりも大河向きの役者さんですよね。逆に同票で6位の北村匠海さんはこの企画を聞いたときに真っ先に顔が浮かびました。柔らかな雰囲気も芝居の安定感も朝ドラにすごく合っていると思います。実は彼、子役時代以外はNHKに出ていないんですけど、初のNHK作品が大河主演という横浜さんのように、いきなりの朝ドラ主演はありえます」(カトリーヌさん)
8位は今回のメンツでは22歳と最年少の高橋文哉。「フレッシュな感じが朝ドラにぴったり」(大阪府・50歳)という意見に代表されるように、今後確実に朝ドラ出演があるであろう逸材だ。
「彼は主役というよりもまずはヒロインの幼なじみでNHKポイントを稼いでもらいたい。吉沢亮さん、佐藤健さん、山田裕貴さんなど、イケメンの先輩がみんな幼なじみをやってますからね」(カトリーヌさん)