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「かわいい顔に産んであげられなかったのだから、修正してあげるのは親として当然の務めです」─。
週刊女性の取材に声のトーンを強めてこう答えたのは、9歳の娘に二重整形をさせている母親だ。
若年齢で美容整形を受ける例が増えている。二重埋没の整形をした10代の人数は、'15年と比べると25倍に膨らんでいるという。
「昔よりも価格的に安くなり、10代でも手を出しやすくなったという理由もあるかと思います。ただ未成年の場合、保護者の承認が必要です。それだけ保護者の意識も変わってきていることが、今問題視されているんです。子どもが望んでいない美容整形を親がさせるのはどうなのか、というふうに」(美容外科医)
二重埋没手術を娘にさせる動画をアップして
昨年には9歳の娘の整形動画を投稿した母親が炎上する出来事もあった。
「二重埋没手術を娘にさせる動画なんですが、冒頭から娘さんが泣き叫んでいて、見ていられないものでした。母親はそれに対して“整形をポジティブに捉えてほしい”とユーチューブチャンネルを開設していました。娘さん本人は“もう整形したくない”と言っていたのが印象的です」(前出・美容外科医)
子どもが望んでいない美容整形は虐待にあたるのではないだろうか。