目次
好調続く日本株への投資が注目されている。売買による利益や配当金を得られるほか、女性にとってうれしいのが株主優待。
今こそ始めどき!「株主優待」
企業が株主に、自社商品やサービスの優待品を贈る制度だ。金券、食事券、カタログギフトなど品物のバリエーションは幅広い。
「1年365日を平均すると、毎日何かしらの優待の品物が届きます。食品や日用品など生活必需品はほぼ優待で賄っているんです」
こう語るのは優待投資家のかすみちゃん。株投資&優待歴20年。知る人ぞ知る株主優待ブロガーだ。
「物価高騰の中、株主ならタダでもらえる優待の品々は節約に直結します。クオカードなどの金券だと生活費そのものを節約でき、食事券だと外食費の節約に加えて調理や片づけ不要なので時間の節約にもつながりますよ」(かすみちゃん、以下同)
株投資をやるにはまとまったお金が必要と思いがちだが、少ない資金でも十分可能。
「通販会社の北の達人コーポレーションやNTT(日本電信電話)などの銘柄は3万円以下で購入でき、優待もお得です。必要資金5万円以下の優待銘柄は100以上、10万円以下なら350以上あります。手軽にできて節約効果大なので、やらなきゃ損ですよ」
“株主優待”最近の傾向は?
1.オンライン化の流れ
新型コロナ以降、サービスの優待品をネットで選べる形式が増えてきた。株主にとっては楽チンで、企業側も配送などの負担軽減に。
2.総会の代わりにネットで
お土産がもらえる株主総会もオンラインの形式になってきた。ネットで議決権を行使し、お土産が自宅に届くのでわざわざ出向かなくてもOKに。