下積み時代の経験が糧大量の常備菜を寮母さんの気分で
テク12:まとめ買いした食材で大量の作り置き
芸人としての下積み時代、友人宅の台所を借りて暮らしていたというくらい、壮絶な貧乏を経験したこともあるお笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子さん。
もともとおばあちゃん子だったこともあって節約テクを身につけている彼女が、最近ハマっているのが料理をガツンと作ることだ。
「時間があるときに食材をまとめ買いします。買い物に行く回数を減らすことで、無駄遣いをカット。さらに、大量に購入した野菜やお肉などを無駄なく使い切るため、メニューごとに食材セットを作っておくのが私流。
例えばチンジャオロースーだったら、牛肉とピーマンをひとまとめにして、冷蔵庫に保存しておけば、いざというときにササッと作って食べることができます」(白鳥さん 以下同)
仕事で帰りが遅くなることが続くときは、あらかじめ大量の常備菜を作るという。
「料理も嫌々だと、惨めな気持ちになって途中で嫌になるので、『高校野球部の寮母さん』という設定で、ひたすら料理を作って、2時間で6品が完成(笑)」
食材を使い切って無駄をなくすことができるのはもちろん、ストレス解消にもなって、一石二鳥だという。
テク13:野菜はまとめゆで。なめこは冷凍保存が正解
料理をまとめて作ると、ガスや電子レンジを使う回数も節約することができる。
「野菜を下ゆでするときは、ガス代を節約するためにいっぺんに多めにゆでて冷凍します。同じくガス代節約のために豚の角煮を作るときは、電気圧力鍋を使っています。
ガスを使うと1時間はかかっていたものが、電気圧力鍋だとなんと20分。キッチンが暑くならないし、角煮はおいしくできるしで、いろいろと得した気分になれます」
また、家電を活用した節約に欠かせないホームフリージング。白鳥さんが冷凍に向いているとおすすめしてくれた食材はなんと、なめこ。
「なめこは買ってきたときの袋のままの状態で冷凍庫に入れます。おみそ汁を作るときに袋から出してそのまま鍋に入れれば、おいしいなめこのおみそ汁のできあがりです。
野菜を冷凍すると乾燥してしまうことも多いですが、なめこはヌルヌルが乾燥を防いでくれるみたいで、おすすめです」
なめこは、安売りのときだと1パック100円を切ることも。手軽なので、ぜひ試してみたい。