テク14:家庭菜園で葉物野菜を育て自給自足
「自宅で家庭菜園」と聞くと庭付き一戸建てなんかをイメージするが、白鳥さんが得意なのはペットボトルやプランターを使ったベランダ家庭菜園だ。
「第2子の出産を控えているので今年はあまりできていないのですが、2畳ほどのベランダで家庭菜園をしています。大葉やサニーレタスなどの種を植えれば、特に手入れをしなくてもワンサカ育つので、買わずに済ませることができました」
キッチンでの豆苗の再生栽培もすっかり習慣化しているという白鳥さん。残った根を水に浸しておくだけで、ムクムク成長。みそ汁に入れたりお鍋に入れたりと、使い勝手も抜群だ。
ある年は、夏場に枝豆、パプリカ、なす、ピーマンを育て、さらに大きなキャベツまで収穫できるように。2人分の野菜なら3分の2は自給自足できるようになったというから驚きだ。
テク15:あなどるなかれ!隙間時間のコツコツポイ活
コロナ禍と妊娠を機に、それまであまり関心のなかったポイントカードの見直しをしてみた、という白鳥さん。
貯め続けていた普段行くスーパーと、クレジットカード、ネットショッピングのポイントを何げなく確認したら、トータルでなんと、1万5000円分以上も貯まっていたとか。
「今は、スマホでアンケートに答えればポイントが貯まるという“ポイ活”をしています。1回ごとに貯まるポイントは微々たるものですが、暇な時間にコツコツやっておけば、意外と貯まるものですよ!」
例えば、毎日10分程度のポイ活に時間を使うだけで、翌月には2000円分のポイントをゲットしていたというからバカにならない。
「ポイントがたまったら、500円分のAmazonカードや、乳酸飲料などと交換しながら楽しんでます♪」
ジュースやお菓子などの嗜好品と交換すれば、節約を頑張る自分へのささやかなご褒美になりそうだ。
とにかく今年は暑い。夏の定番、そうめんすらノドを通らない日もある。
「そんなときは、さば缶をフライパンに入れて、ゆでたそうめんを入れて炒め、麺つゆで味を調えたらできあがり。小口切りにした長ねぎやかつお節をふりかけたら、簡単で栄養満点の夏バテ防止そうめんです」
白鳥さんにかかると酒のツマミの定番・サキイカも立派なご飯のおかずになる。
「サキイカをごま油で炒めて七味をかけ、マヨネーズをつけて食べるとご飯がどんどん食べられます」
白鳥さんといえば、3年前に尻でクルミを割るネタを持つ芸人・チェリー吉武さんと結婚。結婚後は、夫が芸に使った食べ物も工夫をして大切に再利用しているとのこと。
「お尻で割ったクルミの中身も、きれいなものをえり分けて料理に使っていますよ(笑)」
どんな食べ物も粗末にしないがモットーの白鳥さん夫婦。ふたりで協力し合えば、堅苦しくなりがちな節約生活も楽しく和やかに送れそうだ。