意外と簡単!「バナナ腰」改善ストレッチ
お尻の筋肉と股関節をゆるめる“4の字ストレッチ”
バナナ腰の人は股関節の外側の筋肉が硬い場合が多い。股関節周辺をほぐして腰の負担を軽減。
1.脚を曲げて
椅子に腰かけ、4の字を作るように片方の脚の上に反対の脚を乗せる。乗せたほうの脚のひざに手を置き、床方向に押す。
2.おへそから前に身体を倒す
背筋をまっすぐに保ち、股関節から折るようなイメージで上体を前に倒していく。股関節の外側が伸びているのを感じたところで止める。
3.身体を真横に倒す
そのまま、乗せた脚と反対側に身体を傾けて30秒間キープ。脚を組み替えて反対側も同様に行う。
前ももの筋肉が硬いと、骨盤が前に引っ張られてバナナ腰に。前ももをやわらかくすることが大事。
1.横向きになり床側の脚を曲げる
床に横向きに寝て床側の腕を枕にする。床側の脚のひざを直角に曲げる。
2.上の脚を持ち後ろに引く
上側の足首を手で持ち、股関節を支点にして後ろに引く。太ももの前が伸びているのを感じながら30秒間キープ。このとき顔を上げず、目線はおへそあたりを見る。反対側も同様に行う。
教えてくれたのは……とも先生●滋賀県草津市にある「整体院 智─TOMO─」院長。腰痛改善ストレッチを発信するYouTubeチャンネル「ストレッチ整体師とも先生」は登録者47万人超。『体が硬い人のための腰痛リセット術』(Gakken)などの著書も。
(取材・文/遊佐信子 イラスト/二階堂ちはる)