「18年ぶりにセントラル・リーグ優勝しました。うれしいね~」
プロ野球・阪神タイガースが18年ぶりのリーグ優勝を果たし、大喜びしたのはダンカン。目に涙を浮かべながら、自身のYouTubeチャンネルで歓喜の瞬間をライブ配信していたのだ。
「ダンカンさんは芸能界きっての阪神ファンとして知られ、長男を“甲子園”、次男を“虎太郎”と名づけるほどです。30年以上、阪神の全試合をスコアブックに記録。YouTubeで、宮本武蔵の『五輪書』をもじった『虎輪書』と称して、スコアブックを見ながら試合を振り返る動画を毎試合投稿しています。9月14日に阪神の優勝が決まると、ビールかけではなく、岡田彰布監督が好きな『パインアメ』を息子とかけ合っていました」(スポーツ紙記者、以下同)
6月14日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では『久々に見たダンカンがそんなワケないくらい虎キチでも、まぁそんなもんかと思っちゃう説』というドッキリ企画に登場。
お笑い芸人の岡野陽一、『ザ・マミィ』の酒井貴士、リオ五輪のレスリング金メダリストの登坂絵莉とロケを行って、その最中に次男の虎太郎がスコアボードで阪神戦の途中経過をダンカンに伝えるというもの。阪神が点を取られると不機嫌になったり、阪神の球団歌の『六甲おろし』を共演者に歌わせ、最終的に虎太郎がダンカンの“代打”で出演するというとんでもないふるまいに、共演者はビビりまくりで……。
さすがにドッキリでの演技ではあったが、9月9日の長女の結婚式にもスコアブックを片手に出席した様子をYouTubeに投稿したダンカン。“虎”愛が高じて執筆活動もしている。
阪神球団が激怒したダンカンのコラム
「ダンカンさんはサンケイスポーツ東京版で『虎の通信簿』というコラムを連載しています。ファン目線で阪神について批評していて、2021年には開幕前に“阪神が優勝しなかったら丸刈りにする”と宣言し、優勝を逃したため、公約どおりに頭を丸めていましたね」
しかし、このコラムを巡って“事件”が起こっていた。
「2019年のことです。試合の内容とともに、あるコーチの体形について揶揄するような内容も書いてしまい、これに阪神サイドが激怒しました。球団の言い分としては“プロなので、野球のプレーについて批判されるのは、ある程度仕方ないと思っているところはある。だけど、体形や容姿をいじるのは違う”といったもの。
この事態にダンカンさんだけでなく、掲載したサンケイスポーツの管理職クラスが球団に謝罪する事態に。その後、“今後はないように”という注意だけで終わったのですが、大好きな阪神から怒られてしまったということで、ダンカンさんもさすがに落ち込んだ様子でしたね」
“虎”を愛しすぎるがゆえの事件だったが、これからも“バカヤロー!”と言われないよう、気をつけて!