そのコミカル度はシリーズを追うごとにパワーアップ。
10キロ落として撮影に臨む
「シーズン1の第1話では踊るといっても手を振る程度だったのに、今作では途中で意識を失ってまた戻ってきたり(笑)。それくらい没頭して、本気で子どもと向き合っている姿を見せたかった。そして、どんな姿をさらけ出そうとも、自分が好きなものを好きという思いと勇気を楽しんでいただきたい。
近年、ビジネス化する作品が増える中で、本来あるべき作品の作り方をしている、本当に愛のあるチームなんです。お子さまから人生のキャリアを積まれた方まで、誰が見ても共感できる道徳心や教養が詰まっていて、メッセージ性も人間くささもある。エンターテインメントの根源だと誇れる作品なんです」
20代のころには華奢なイメージもあったが、現在の精悍で屈強な肉体には目を見張る。聞けば、週6で鍛えているという。
「2歳から機械体操と水泳、小学生のときは空手も、中学校に入るとボクシングといろいろ運動経験はありましたが、しっかりやるようになったのはここ最近です」
主演作続きの20代、プレッシャーに押しつぶされそうになって、吐いたり眠れなかったりしたと振り返る。
「僕は本当に甘えた弱い人間なんです。今は自分を律するために毎日課題を与え、トレーニングをしています。大きくなりすぎていたので、今作では10キロ落として撮影に臨みました」