「11月28日、プロスケーターの羽生結弦さんが、地元の仙台に新しく開設されるスケートリンクの発表に、期待と喜びを込めたビデオメッセージを送りました。30日にも『味の素株式会社』が進めているアスリートを支援する活動である『ビクトリープロジェクト』の20周年記念に“これからもサポートをよろしくお願いします”と感謝のメッセージ動画を送っています」(スポーツ紙記者)
前向きな発言を繰り返す羽生だが、彼は結婚報告からわずか“105日”で離婚を発表して賛否を呼んだばかり。
プライベートが大きく取り沙汰されたのにもかかわらず、ポジティブな彼の姿に胸をなで下ろすのは広告代理業を営むA氏。彼は羽生にまつわる“ビッグプロジェクト”を進めている最中だという。
「現在、とある国連関連の団体が中国の恵まれない子どもたちへの支援を目的としたチャリティーアイスショーを企画しています。私はこのショーに羽生さんを招くために1年前から動いているのですが、彼が落ち込んだり、活動休止したりせず安心しました」
A氏が語るには、このアイスショーは世界的なスケーターを集めて北京・上海・成都の3都市で開き、収益の一部を寄付するといった催しだという。
「羽生さんの結婚と離婚の報道は中国でも大きな話題になりましたが、彼を応援する声は尽きません。このチャリティー企画の実現も、彼が引き受けてくれるかどうかにかかっているのです」(A氏、以下同)
羽生に白羽の矢が立ってから1年ほど経過したようだが進捗は。
「国連関連といえど、初めての仕事で直接オファーをすれば、すでに彼と組んでいる企業とのかねあいで難色を示される可能性もあります。そこで、これまでは羽生さんと関わりのあるテレビ局などを通じて羽生さんに打診していました。残念ながら連絡はまだないので、本人にこちらの意図が伝わっているか確認できていません……」
さらに詳細を聞くため、主催者である国連関連の団体広報にも話を聞いた。
中国企業などから10億円の寄付
「このアイスショーを企画するにあたり、中国の国営公共放送テレビ局や、『チャイナ・モバイル』といった大手企業からも賛同を得ております。すでに10億円近い寄付の見通しが立っています」
通常、日本でのアイスショーのギャラ相場は、金メダリストでも1ステージ100万円前後とされているが、羽生への期待は金額にも表れているようだ。
「もし、羽生さんに私たちのオファーを受けていただければ、最低でも1億円を超えるギャランティーを用意できます。また、彼のパフォーマンスに支障がないように、中国のアイスリンクには日本産の氷を手配できるように、製氷業社とも話を進めています」(広報担当者)
羽生サイドはこのラブコールを把握していたのか。彼の窓口に問い合わせると、
「当社および羽生氏は、該当企画について関知したことはなく、まったく知りませんし、何の関係もありません」
とのことだった。離婚騒動後も前を向き続ける羽生だが、このオファーは前向きに検討できる!?