まろやか♪タラの香草パン粉焼き
マヨネーズでにおいもうまみもマスキング
材料と【作り方】2人分
(1)タラ切り身2切れにミックススパイス小さじ1を振り、なじませて冷蔵庫で休ませる。すぐに調理したい場合は30分~1時間前に。
(2)(1)の水分をペーパータオルで取り、マヨネーズ大さじ4を全体に塗ってパン粉大さじ6をまぶす。
(3)オリーブオイル大さじ2を全体に振り、トースター(800~1000W)で15分ほど焼く。お好みの野菜と盛りつける。
濃厚ブリカレー
カレースパイスはうまみや食感の強い魚と相性よし!
材料と【作り方】2~3人分
(1)ブリ切り身2切れを生しょうゆ大さじ1、オイスターソース大さじ1/2、酒大さじ1と1/2に漬け込み冷蔵庫で30分~1時間ほどなじませる。
(2)パプリカ赤、黄それぞれ1/2個ずつとピーマン2個を小口切りにする。
(3)鍋にレトルトカレー2人分と水大さじ2、漬け汁をきったブリ、(2)を入れて火にかける。時々かき混ぜて5分程度煮込み、ブリに火が通れば完成。温めたナンを添える。
賞味期限ギリ食品の下味調理は素手厳禁!加熱しても死なない菌にご用心
肉や魚を調理するうえで気をつけたいのが食中毒。冬だからとはいえ、家の中は温度が高い時間帯も長く、注意が必要だ。
「牛・豚・鶏肉、魚が保菌していることが多いウェルシュ菌は、100度で6時間の加熱にも耐えます。空気が嫌いな菌なので煮込むときはよくかき混ぜましょう。肝心なのは菌をつけない、増やさないこと。
手にもさまざまな菌やウイルスが付着しているので、生の肉や魚は素手で触らずに菜箸やトングを使い、まな板や包丁の接触は最低限に。調味料をもみ込むときはポリ袋の中で行いましょう」(スギさん)
長時間漬け置きしたいときは特に気をつけよう。
教えてくれたのは……スギアカツキさん●食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学にて基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学など幅広く学び、健康食の探求を始める。著書に『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)がある。
レシピ・調理/スギアカツキ 取材・文/廣瀬亮子 撮影/廣瀬靖士