加藤家のある日の晩ごはん♪減塩、温活をしっかり意識
作れる日はなるべく自宅で減塩の手作り料理を……と日々、奮闘する綾菜さん。
「年を取ると、食も細くなるし、便秘にもなりやすい。なので“胃腸の負担なく、栄養バランスのとれた腸活にもいい料理を”となるとやはり、なるべく手作りがいいかなと」
土日に氷だしなどは作り置くが、おかずは都度作る。
「同じおかずが2日続くと嫌なんですね(笑)。だから、日々作ります。氷だしがない日も、にんにくや減塩調味料を使って味を工夫したり、身体の中から“温活”できるメニューを意識しています」
最近の加藤家の食卓をちょこっとのぞき見!
定食スタイルにしても全部減塩!
ご飯を炊き込みにすると、入れた具材それぞれのおだしを感じて食が進みますよ!
アスパラの牛肉巻きレシピ
アスパラ3本を半分に切ってそれぞれしゃぶしゃぶ用の赤身の牛肉を巻く。
フライパンに油を少々いれ牛肉の色が変わるまで焼いたら、減塩しょうゆ・みりん・酒・メープルシロップ各大さじ1、にんにく1片を入れ、水分がなくなるまで煮詰めて完成です。
わが家の冬の定番は鍋!
にんにくみそ鍋レシピ
鍋のつゆは、水800mlに対し、おろしにんにく4片分、すりおろしりんご150g、減塩みそ70g、すりごま大さじ4を入れて作ります。
そこに、ホタテ、牡蠣(塩水で洗ったあとに片栗粉をまぶしもみ洗いを)、イカなど好きな魚介をお好みで250gぐらい。
野菜はごぼう、白菜、しいたけ、春菊、長ねぎなどをたっぷりと。豆腐もお好みで入れて煮込めば完成です!
加藤綾菜●
1988年広島県生まれ。加藤茶との45歳年の差婚で話題となる。現在は、夫を支えるため、介護や減塩食などさまざまに勉強を重ね、その経験をもとに講演会なども行っている。近著に『加藤家の食卓』(アスコム)がある。
取材・文/中村裕美 撮影/三田村 優 レシピ協力・料理作成/田村つぼみ