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ー 『水曜日のダウンタウン』企画内のセクハラ行為が物議

 

 12月20日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では、“倫理観ギリ”の企画が放送された。

「怪しい雰囲気の自称プロデューサーが、テレビ出演の経験がほとんどないギャルタレントに“100万円を払ったら『水ダウ』に出してあげる”という話を持ちかけて、実際に支払った人が本当にスタジオのパネラーの1人として出演できるという“ホントドッキリ”でした」(テレビ誌ライター、以下同)

『水曜日のダウンタウン』企画内のセクハラ行為が物議

 ギャルタレント3人のターゲットのうち、『あおぽん』というギャルが出演権を“購入”し、スタジオに登場する結果となった。

「怪しいプロデューサー役として仕掛け人を務めた俳優・中條孝紀さんの演技には、大きな注目が集まりました。スタジオにいたバナナマン設楽統さんやファーストサマーウイカさんらも“この人うまい”と評価。ネット上でも《1番売れそう》などと絶賛されています」

 年内最後の“説”が大きな反響を呼んだ『水ダウ』。その一方で、ドッキリの過程のワンシーンが、批判を集めている。

「まず、怪しいプロデューサーとターゲットを出会わせるべく、業界人を集めた飲み会が開かれました。そこに、仕掛け人として参加したのが、お笑いコンビ『マテンロウ』のアントニーさんと、元AKB48・川崎希さんの夫でタレントのアレクことアレクサンダーさん、総合格闘家の皇治さんでした」(お笑いライター、以下同)

 ターゲットの女友達も仕掛け人として参加。「俺が『ゆうちゃみ』をブレイクさせた」といった、怪しいプロデューサーの“伝説”を話題に、飲み会は盛り上がった。しかし、2時間ほどすると仕掛け人たちは酔いがまわったようで……。

「アレクさんと皇治さんが、仕掛け人の立場を忘れて“口説きモード”になってしまったんです。2人は、女性の服のウエスト部分を引っ張って、どんな下着を履いているか、上からのぞき込んで見たり。アレクさんは、ギャルを自分の膝の上に乗せたりと大暴走。

 下着をのぞかれたギャルは、その様子を正面で見ていたアントニーさんに“110番お願いします!”と助けを求めていました」

拡散されているドッキリのターゲット『あおぽん』を膝の上に乗せるアレク(Xより)
拡散されているドッキリのターゲット『あおぽん』を膝の上に乗せるアレク(Xより)

 このシーンを切り抜いた動画がX(旧ツイッター)で拡散されると、たちまち炎上。

《本当に放送事故だと思った》

《こんなもんを平然と流してる時点で、いかにハラスメントへの意識が低いかわかる》

《ふつーに引いた》

 と、非難が殺到している。

「もともとアレクさんも皇治さんも“チャラい”イメージがあるとはいえ、あからさまにセクハラですからね……。被害を受けた女性も仕掛け人という立場で、番組のことを考えてハッキリ拒否することができなかったのではないでしょうか。酒に酔っていたとはいえ、ああいう行動はいただけない。これからも『水ダウ』には攻めた企画をやってほしいですが、ハラスメントの線引きはしっかりするべきでしょう」(前出・お笑いライター)

 意識の改善が求められている。