さまざまな先輩芸人がいる中で、大悟が選ばれたのにはこんな理由があるという。

千鳥は、現在、テレビ番組に多数出演し、次世代のエースというポジションで勢いがある。同じ吉本興業でMCをやっている千原ジュニアさんなどよりも得票数が多く、今まさに世間に求められている存在なのでしょう。松本さんの代役が霜降り明星だといわれたら“まだ早いかな”と思う人もいるかもしれませんが、大悟さんが松本さんの後任をやるのには違和感がありません」(ラリーさん、以下同)

バカリズムはいち早く後任に

『M-1』や『キングオブコント』の“審査員”後任として5位にランクインしたのはバカリズムだ。

「独自のお笑いを確立し、加えてドラマや映画の脚本家として活躍しているから」(北海道・60歳)、「しっかり分析しながら見ていそう」(長野・42歳)

連続ドラマに出演するなど多方面で活躍するバカリズム(右下)。左から斉藤由貴、水川あさみ、竹内結子さん、中川大志
連続ドラマに出演するなど多方面で活躍するバカリズム(右下)。左から斉藤由貴、水川あさみ、竹内結子さん、中川大志
【写真】『ポスト松本』ランキング表一覧 圧倒的1位に輝いた“意外な回答”

 芸人たちが大喜利を披露して競い合う『IPPONグランプリ』(フジテレビ系)の放送は、2月3日に迫る。同番組でチェアマンを務めていた松本の活動休止を受け、後任に選ばれたのもバカリズムだ。こうした発表の影響もあったのだろうが、

「やっぱりネタの面白さに定評があるし、頭脳でお笑いをやっているという知的なイメージもある。ピン芸人の賞レース『R-1グランプリ』では審査員を務めていましたし、その審査コメントも理路整然として説得力があります。そんなバカリズムさんに審査員を任せたいと思っている人が多いのでしょう」

 昨年はバカリズムが脚本を担当したドラマ『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)も話題になった。カリスマ不在の未来も、笑いで変えられるか!?

 “MC”後任として5位に、“相方”後任として4位にランクインしたのは“松本軍団”のイメージがある東野幸治。アンケートでは、

「『ワイドナショー』でMCをやっているから」(京都・56歳)、「元妻への行動から」(愛知・60歳)

 といった声が集まった。ここで気になるのは“元妻への行動”という言葉。