東野は、1991年にファンの女性と結婚し、2人の子宝に恵まれるも、2001年に離婚。その後、2011年に元妻と再婚した経緯がある。
「テレビ番組で自分の娘さんの話をするなど、よきパパという家庭的なイメージがあり、安心して見ていられる人です。もちろん、司会の腕も折り紙付き。バラエティー番組であれば笑いの要素を強めに、まじめな情報番組であれば進行を強めにするなど、番組のテイストに合わせて“出力調整”できる。そういった能力が買われているはず」
すべてでランクインした今田
一方、“審査員”で4位に、“相方”と“MC”の後任で3位と、すべてでランクインしたのが、もう1人の“コウジ”である今田耕司。
「松本さんの後をうまく引き継いでくれそう」(宮城・31歳)、「番組回しがうまいし、共演者をちゃんと立ててくれそう」(長崎・40歳)
そのトーク力には定評があり、現在も『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)やNHK『ファミリーヒストリー』などで司会を務める。
「MCの腕は、芸人の中でもトップクラス。賞レースなどでの仕切りは、場を盛り上げる笑いをつくりすぎても審査に影響しますから、そのバランスが難しい。『M-1』の総合司会を担当する今田さんは、拾うところはキチンと拾い、実にスムーズに進行をしています。そうした実力のほか、松本さんとも関わりが深い人なので上位にランクインしたのでしょう」
ただ、“審査員”後任で3位にランクインしたのは、松本との関係が今はさほど深くないように思える内村光良。
「コントをやり続けているから」(静岡・31歳)、「後輩から信頼が厚いし、的確な論評をしてくれそう」(神奈川・46歳)、「ダウンタウンと同時代にお笑い界をリードした人だから」(宮城・54歳)
内村の人柄や実力などを評価する声が多かった。
「ウッチャンナンチャンはダウンタウンと同時代に並び称された存在です。ほぼ同期ですから、連想した人も多かったのではないでしょうか。2009年には番組企画で2人が組んでコントを披露しています。そうした関係性から考えると、頼まれたら出演することがないとはいえない。とはいえ、内村さんが審査員をするなら『キングオブコント』だけでしょう。『M-1』は過去に審査員を務めていた南原清隆さんのほうが可能性は高いと思います」
異色の友情出演なるか!?