「プロに任せな」辛辣な意見も

 路上から木材などの瓦礫を取り除く作業を行い、道路が通行できる部分も増えたという。ヘルメットをかぶり、作業着という現役時代とは違う“ユニフォーム”を身にまとった彼だったが、ネットユーザーからは、

《馴染み過ぎてる》《違和感ゼロ》《ベテラン土建業の方にしか見えぬ》といった声が上がっている。また、《被災地で松葉杖ついて記念写真撮ってる奴とは雲泥の差》などの声も。

「能登半島地震に際して、議員や活動家、芸能人などさまざまな人が被災地を訪れています。その中には実際に支援活動を行い、現地の人に感謝されている人もいれば、“行っただけ”“写真撮りたいだけ”などと批判される人も。皆さんそれぞれがそれぞれの立場でできることをやっているとは思いますが、支援活動のために重機の運転資格を取得して、実際にすぐ行動に移しているところはさすがだなと」

 ただ、称賛ばかりでもないようだ。

《力になりたい気持ちはわかるけど、正直迷惑。たった1本の柱つかんだだけでドヤ顔、そのペースなら手でやれ》《ただでさえ重機不足、燃料の無駄、プロに任せな》

「著名人の支援活動について批判的な声が出るのはある種仕方のないこと。極端な例として、現地に赴くのは迷惑になるかもしれないと金銭的な支援をしても“偽善”と言われたりしますので。今後継続した活動となるのか単発のもので終わるのかわかりませんが、著名人のこうした活動が報じられることは、各自でできる支援をしようという気持ちの一助になるとは思うので、そこまで批判的にならずとも……」(全国紙社会部記者)

 中田の旅の終着点は─。