食事を楽しむ日と内臓を整える日を分ける
「甘いものや脂っこい料理は、量よりも口にする頻度が問題。何を食べてもよい“ハレの日”と、甘いものなどを避けて内臓機能の正常化を促す“ケの日”を決めてメリハリをつければ、ストレスなく続けられます!」
守るべきルールは簡単。ケの日を3日以上連続させ、ハレの日は2日以上続けないだけ。週末に食事を楽しみたいときは土日をハレの日にするなど順序は自由だ。
「甘いものが恋しいときでも、“あと〇日で食べられる”と思えば我慢しやすいですよね。また、ハレの日とケの日のギャップをつくることで、“甘味を食べた翌朝に顔がむくむ”など、自分の体調変化が実感しやすくなります」
雨の日は乳製品を避け、冷たいもの・甘いものを減らす
「甘いものと乳製品は身体に余分な水分をためる食品。1年を通じて、できるだけ避けたほうがよいですが、特に雨の多いシーズンはご法度です」
湿気の多い雨の日は身体に水分がとどまりやすい上、そこに水分をためる食品を摂取すると内と外からのダブルパンチに。
「水分代謝がにぶり、胃の疲れが起きやすくなります。甘いアイスカフェラテなどは要注意。疲れた胃を冷やして夏バテにつながります。利尿作用のある小豆茶や黒豆茶などを温めて(37~40度)飲むのがおすすめです」
おやつはナッツ一択にする
口寂しいときは、迷わず素焼きのナッツを。
「血糖値が上がりづらく、良質な脂質とビタミン、ミネラルが豊富。日常的に食べたほうがよい食材です」
1回分はひとつかみ(10粒程度)を目安に。
「干しいもやドライフルーツも栄養が豊富ですが、糖分も多くダイエットには不向き。甘いもの依存からも脱却できず逆に太ります」
教えてくれたのは……Ellyさん●養生ダイエットコンサルタント。東洋医学や西洋医学などを融合させた独自のダイエット法で、数多くの人を健康的な美ボディに導く。YouTubeチャンネル「Ellyのボディメイクチャンネル・養生ダイエット」は登録者数50万人超え。
取材・文/河端直子