アメリカ出身の通訳家が食レポ

丸亀うどーなつを食レポしてくれた文化通訳家のネルソン・バビンコイさん
丸亀うどーなつを食レポしてくれた文化通訳家のネルソン・バビンコイさん
【写真】見るからにモチモチ!丸亀うどーなつの断面

 今回食レポをしてくれたのは、文化通訳家のネルソン・バビンコイさん。米津玄師、SEKAI NO OWARIなど、数多くの日本のアーティストに英語歌詞の提供をしつつ、自身もアーティストとして活動している。

「日本の好きな食べ物は……カツカレーですね。子どもなんで(笑)」と謙遜するものの、「日本の食べ物でどれがおいしい、というより、この地方で採れた食材をこう調理した料理に、こんなお酒を合わせる……といった、食の豊かさを味わうのが何より好きです」と、日本の食文化にも精通しているようす。

「アメリカのドーナツは、いわゆる穴が空いたものだけではなくて、ツイストしているものとか、チュロスみたいに細長いものとか、この(丸亀うどーなつの)ように、小さくて丸いものもあります。

 日本の人には、アメリカのドーナツはすごく甘くて、甘くないと許されないようなイメージがあると思いますが、最近は健康志向が高まっているから、そこまで甘くないんじゃないでしょうか(笑)」(ネルソンさん、以下同)

 丸亀うどーなつを手に取ると、

「パウダーをかけて、袋を振ってから食べる、というのは結構斬新ですね。日本ではふりかけ文化があるから普通に慣れ親しんでいるかもしれませんが、アメリカ人にはかなり珍しいでしょう。でも楽しい。そこから面白いですね」さっそく実食していただいた。

「モチモチ?いや、しっかり弾力もあり、マシュマロのようです。アメリカ人にとってドーナツとしては珍しい食感でしょうが、マシュマロっぽいから、みんな大好きになると思います。

 このパウダー(きび糖味)もとても美味しいですね。砂糖の甘みが、ドーナツ本体の控えめな甘みとよく合って、生地のおいしさを引き出していると思います。

 こちらのカレー味のパウダーをかけたほうもGoo!いいですね。カレーパンよりもあっさりしているカレー味のパンというか。アメリカにはないタイプですが、セイボリー(塩味の間食、スナック)として、ちょっとお腹がすいたときなどにいい仕事をしてくれると思います。

 このドーナツはおそらく、パウダーをふりかけないで食べてもとてもおいしいはずです。今回はあえてふりかけてしまったけれども、プレーンの状態でも楽しみたいですね」