続く3位は、賛否両論を呼んでいるこの作品。
「小ネタが少ない」(41歳・千葉県・男性)、「フジテレビとは相性悪そう、なんかスベっている」(38歳・滋賀県・男性)
『不適切にもほどがある!』(TBS系)で社会現象を巻き起こした人気脚本家・宮藤官九郎が『ロケット・ボーイ』('01年)以来、23年ぶりにフジテレビで脚本を書いた『新宿野戦病院』。
「キャストもいいし、脚本家もいい。なぜこうなった?という感じ。岡山弁を巧みに扱うアメリカ国籍の元軍医・ヨウコ(小池栄子)の話す英語が受け入れられないという声も。宮藤さんの作品は後半に進むにつれ、味が濃くなるので期待したい」
「よかった」にもランクインしている同作。まだ評価は難しいところか。
「なんでシーズン2なの? そんなに人気あったっけ?」(29歳・神奈川県・女性)、「医療ものなのに命が軽く扱われている」(37歳・北海道・男性)
2位は嵐の二宮和也主演の『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)。
「前作からの続きで、シーズン1の主人公(二宮)と見た目がそっくりで何やら関係がありそうな主人公……は、いいのですけれどキャラクターと話が現実離れしすぎていて過剰な演出に胸焼けしました。さらに原作にない韓国人の母子を登場させたことがどう展開に関与してくるのか」
と、ライターの成田全さん。同枠前作の『アンチヒーロー』が重厚だっただけに視聴離れした層が多そう。
堂々の(?)1位は、
「ボソボソ話していて音量調整が難しい」(36歳・静岡県・女性)
こちらもSnow Manの目黒蓮主演の『海のはじまり』(フジテレビ系)。目黒の出世作となった『silent』の脚本家とプロデューサーが再びタッグを組んで話題になった同作だが、
「別れた恋人(古川琴音)がこっそり子どもを生み育て、その子どもが6歳となって主人公(目黒)の前に現れたという展開がホラーだといわれましたがそれよりも、目黒さんが終始ボソボソ話していて字幕をつけないと何を言っているのか聞き取りにくい。親子の物語だといいますが、展開が見えてこない」(前出・ドラマウォッチャー)
期待していただけにがっかり評価が多かったのだろう。