実際、SNS 上では、
《俺も一時的に女性になる!》
《女装してくる!》
など、悪ノリとも本気とも受け取られるような意見が続出してしまうことに。
「近年はトランスジェンダーに対する認識が広まり、男性・女性という概念の境界も複雑化しています。もし、男性なのに“私は女性だと自認している”と言い張った方が牛角の半額キャンペーンを受けても、お店側がその嘘を見破ることはほぼ不可能でしょう」
“女性と名乗る男性客”の対応どうなる
ネットを騒がすこのキャンペーンについて牛角側はどのように受け止めているのか。運営会社に問い合わせてみた。
「今回の企画は新規顧客を目的としたキャンペーンで、弊社としましては性差別を意図して行ったものではありません。今回の企画に対し、ネット上での様々なご意見が出ていることは把握しておりますが、貴重なご意見として参考とさせていただいております」
続けて、女性と言って半額キャンペーンを享受しようとする男性客の可能性については、
「イレギュラーな利用を明言すると悪用してしまう方もいらっしゃると思います。想定外のケースは様々あるかと思いますので、各店舗ごと適宜対応させていただきます」
との回答だった。
お客を喜ばせるための企画が、思わぬ論争を引き起こしてしまった。