4位は、来年で放送50年目を迎える『徹子の部屋』(テレビ朝日系)。

レジェンド女優の年齢がネックに

「徹子さんもお年のせいか呂律が回っていない」(鹿児島県・58歳・男性)など、今年で91歳となった黒柳徹子の体調を心配する声が多数。

「個人的には、この番組がランクインしたことは意外だしちょっと残念(笑)。たしかに最近はゲストとの会話も空回りぎみですが、それさえも楽しんで見てほしいですね」

 同番組は、昨年9月の時点で“同一司会者による番組の最多放送”が1万2100回となりギネス世界記録を更新。今も記録を伸ばし続けている。

「徹子さんは体調不良で番組をお休みしたことが一度もないとか! 昭和のアンカーとして、このまま元気に走り切ってほしいという気持ちです」

 3位は、平成元年の放送開始から35年を迎えた『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)。

「若手芸人、中堅芸人による、ベテランへの接待感が嫌だ」(東京都・53歳・女性)

「楽屋ノリが見苦しい」(千葉県・65歳・女性)など、前時代的なお笑いに厳しいツッコミが入った。

「この楽屋ノリこそが人気の要因だったはずですが、さすがにマンネリ化は否めません。『ガキ使』に限らずバラエティーでは出演者の高齢化が顕著で、30~40年とトップが変わっていない。時代が止まったままの印象ですね」

 たしかに、出演者のダウンタウンはもう還暦過ぎ。同番組ではいまだに若手扱いされているココリコの2人と山崎邦正も、すでに50代半ばだ。

「ダウンタウンだけでなく、ウッチャンナンチャン、くりぃむしちゅー、バナナマンなど、主要なMCが何十年も同じ顔ぶれです。ドラマに例えるなら、月9の主役が30年間キムタクであり続けるのと同じで、あり得ないこと。バラエティーがアップデートできないことも、若者のテレビ離れの原因のひとつではないでしょうか」

 第2位は、来年で放送開始から40年を迎える『アッコにおまかせ!』(TBS系)。「アッコさんに対する周囲の人々の気遣いが痛々しい」(京都府・49歳・女性)

「司会のアッコが的外れなコメントばかり」(福岡県・46歳・女性)と、女性からの批判が目立った。

「全盛期のアッコさんが、気兼ねなくズバズバと物を言う姿がウケていたのは何十年も昔のこと。今の時代にそぐわないのは明らかです」

 8月には、パリ五輪女子やり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手を“トド”呼ばわりし、炎上。番組内で謝罪に追い込まれたばかりだ。

「誰もアッコさんに意見できず、パワハラを具現化したような番組になってしまいました。もっと早くに勇退させてあげたほうが、アッコさんのためにもよかったのではないでしょうか」