【ゆるランに挑戦!】
片脚立ちでお尻の筋肉を使う感覚が得られたら、正しい姿勢でランニング!
走ってもすぐに疲れたり、膝や足首が痛くなったりする人は、脚の筋肉の使い方が間違っていることが多い。ふくらはぎや前ももを使って走るとケガもしやすく、脚も太くなりやすい!
お尻ともも裏で走る、正しい筋肉の使い方をマスターすれば、身体は自然と引き締まってきます!
(1)正しい姿勢=身体が一直線になった状態
(2)正しい姿勢をキープしたまま身体を前に倒す
・視線はまっすぐ前に
・腰が折れないように身体を自然に前に倒す
・上半身は力を抜いてリラックス
(3)ランのスタート!
・身体が倒れかける直前で自然に片脚が前に出る
・腕で前後左右のバランスをとる
・歩幅は小さくてOK!
・もも裏とお尻まわりが使えていることを意識
《POINT》初心者はフラット着地(足裏全体での着地)で。足首が固定されて足が疲れにくく、ケガ防止にもなります。
シューズ選びは意外に重要!?
自分の足の形をチェックしよう。
「エジプト型」……日本人に一番多い形。小指から親指にかけて高くなる。一番長い親指の爪の先が当たらないシューズがおすすめ!
「スクエア型」……足の指が直線状にそろっている。タコや豆ができやすいタイプ。横幅が広いので小指に余裕のあるシューズがおすすめ!
「ギリシャ型」……人さし指が長く、甲が低く細い傾向がある。欧米人に多い足の形。足の横幅が狭いため、シューズも細めがおすすめ!
教えてくれたのは……三津家貴也さん●筑波大学大学院修了。現在は、SNS総フォロワー数100万人以上のランニングアドバイザーとして、走ることの楽しさや魅力を発信。モデルやインフルエンサーとしても活躍中。著書に『はじめてのやせラン』(KADOKAWA)などがある。
取材・文/冨田ひろみ イラスト/Saikyo(Instagram:@saikyo_drawing)