連日報道されていた「コメ不足」も収束し、スーパーなどの店頭にも新米が出回ってきた。日本人には「やっぱりお米!」。良質な糖質、ビタミンを含み、脳や腸の健康には欠かせない食材。せっかくの新米を美味しく堪能したい。
そこで、お米に関する発信をする「JA全農 米穀部」に、美味しいお米の炊き方を聞いた。
「JA全農 米穀部」おすすめの絶品TKGレシピ
炊飯器は賢いからこそ、使う側が適当ではダメ。お米の量は付属カップにきっちりすりきりにして、水加減は平なところで内側の目盛りを見て調整するなど正確にすることが大切。ただ、新米は水を少なめにするなど、調整するといいそう。
そして、お米は水に触れた瞬間から吸水を始めるので、洗米は手早く1回目の水は大量に入れてさっと洗い、10秒以内に水を捨てること。炊飯器に蒸らし時間が含まれている場合は、すぐに釜の底から掘り起こしてほぐすこともポイント。
JA全農 米穀部では鍋炊き派も多いそうだが、鍋の種類や、水の量、火加減により炊き上がりが変わるので、コツがいるのも事実。
国産米をとり扱うプロ・全農パールライスはやはり“炊き上がりが一定”という点で優れる炊飯器を推奨。誰でも簡単に、機種によっては感動するほど美味しいごはんが炊ける!
そんな新米を使用し、美味しさ引き立つシンプルな“絶品TKGレシピ”を3つ、教えてもらった。
ねぎ塩ごま油の濃厚TKG
ごま油のコクと塩けが、ごはんの甘みを引き立てる!
材料/1人分
・あたたかいごはん ……茶わん1杯分
・卵黄……1個分
・刻みねぎ……10g
・塩……小さじ1/4
・ごま油……小さじ1
「TKGといえばしょうゆが定番ですが、 塩もいい! 炊きたてごはんに卵をオン、塩を振ってぐるりとねぎを。これだけでもおいしいけれど、仕上げにごま油を少々たらせばコクと香りが出て、驚きの味わいに。 藻塩や昆布塩など、塩を変えて味わってみるのもおすすめです」