道長は超モテ男
24日放送の回で紫式部=まひろ(吉高由里子)が道長に、娘の賢子(南沙良)を「賢子はあなた様の子でございます」と告げていたが、賢子が道長の娘の可能性はあるのだろうか。
「あり得なくはないです。あれだけ密通の物語を書いている紫式部が夫以外の男性の子どもを産んだとしても不思議ではありません。道長の正妻・倫子(黒木華)の家に出入りしていて、宮中に出仕する前に道長と出会っていた可能性も」
《まひろと道長のラブシーンは衝撃的!》《柄本佑がめちゃくちゃ色気があってカッコいい》とSNSで好評だった、吉高と柄本のラブシーン。道長と紫式部は恋愛関係にあったのだろうか。
「あったと思います。『紫式部日記』には庭から道長が現れて花を渡して『歌を詠め』と言ってきたことや、道長が夜にやってきたけど戸を開けなかったというじゃれ合いが書かれていて、2人は恋愛関係にあったのでは」
『光る君へ』では道長の正妻の倫子、もう一人の妻の明子(瀧内公美)しか出てこないが、実際は愛人が7〜8人いたとも。
「当時の貴族は恋愛体質ですから。道長はそれだけ人気があったのでしょう。道長は和泉式部(泉里香)とも歌のやりとりをしていて、たぶん関係があったと思いますよ。ドラマのように、まひろ一筋ではなかったでしょうね」
清廉な人柄はともかく、女性関係は美化されすぎ!?