女子小学生向け雑誌『ちゃお』(小学館)12月号で、明らかに小学生向けではないコスメ用品“デパコス”が紹介されており話題になっている。
もともとは働く女性などをターゲットとしたデパートで販売されている高価なコスメが、女子小学生向けの媒体に載っているというのは、たしかに衝撃である。
“まだまだ必要ない”困惑する親たちの声
しかも雑誌で紹介されていた化粧下地「ポール&ジョー モイスチュアライジング プライマー30ml」は4070円(税込)、アイシャドウ「ジルスチュアート ブルームクチュール アイズ6g」は6380円(税込)と、社会人女性でさえ手が伸びづらい価格帯の商品だ。
小学生が使うなんて言語道断と感じる人は多いだろう。
Xではこの掲載について、次のような批判的な声が多く寄せられていた。
《化粧なんてひとっつも必要無い時期の子供に化粧品勧めるなって感じ。そして今の子供は、買ってくれないと毒親だの親ガチャハズレだの言うでしょ》
《こういうのほんとやめてほしい。この雑誌のせいじゃないけど、小学生からメイクするのが当たり前で、うちの娘もコスメばっかり(100均のがメイン)買ってる》
《全国の子どもたちへ。メイクに憧れる時期かもしれないけど、その化粧品の価値がわかる大人になってこそ、本当に素敵なメイクができるんじゃないかな。とおばちゃんは思います》
そもそもまだ幼い小中学生の段階で、コスメ用品を必要とする風潮があることに困惑する親の意見も多い。
《娘の中学でデパコスしか買ってないとか言うてる子がいるんだけどめんどくさい》
周囲の友人にデパコス商品を自慢しマウントを取る中学生が現れているというのだ。このXポストは中学生の娘を持つ母親の投稿のようだが、12月17日現在で10万“いいね”を集めているため、やはり共感する人が相当数いるようだ。