効果を高めるプロテインの割り方

「飲料としてプロテインをとる場合、中高年は骨粗しょう症の予防効果が高い、牛乳で割るのがおすすめ。ダイエットを考えている人はオーツミルクや豆乳など、低脂質な飲料。アンチエイジングや血流促進には、ビタミンEが含まれるアーモンドミルクがいいでしょう」
 
 時間がある人は食事からタンパク質を補給しつつ、プロテインで補うときは固形物にして摂取してほしい、と三城さん。
 
身体の機能を老化させずに健康、美容効果を高めるには、食べ物を噛む動作が欠かせません。噛まない場合としっかり噛んだ場合では、エネルギーの消費量が変わってきます。おすすめは、ヨーグルトとプロテインに、ビタミンEが豊富なナッツやビタミンCがとれる冷凍のイチゴを入れて食べること。脂肪の燃焼や代謝を高めるので、ぜひ試してみてください」

管理栄養士おすすめ!プロテインの効率的なとり方
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飲むより食べる! 管理栄養士おすすめの食事法

 チョコ味などの甘いプロテインにビタミンCが豊富なイチゴを掛け合わせる食べ方。プロテインに含まれないビタミンCをとることで肌のケアにも効果的。またタンパク質と一緒に糖質をとるとアミノ酸の合成が促進されるので、グラノーラやバナナなどの果物をトッピングするのもおすすめ。さらに、アンチエイジングや抗酸化作用があるビタミンEが豊富なナッツやブルーベリーを入れてみても。

 

 

三城円さん 
管理栄養士。芸能人や一般の方のダイエットなど延べ1万人以上の食事コンサルティングを実施。「食べながらキレイになるダイエット」を基本とした食事の大切さと内臓力を高める食べ方を伝えている。