サッカー日本代表にも“ハラスメント”
「今日、メジャーリーグ開幕しますけど、大谷さんの情報がちょっと多すぎるのでNスタでは少なめに……」
そう話したのは、18日放送の『Nスタ』(TBS系)でキャスターを務める井上貴博アナウンサー。彼は苦笑まじりにそう“おことわり”を入れた。
「井上アナの言葉に大谷ハラスメント勢からは称賛の声が上がっていました。今、いちばん熱いトピックを取り上げることは、数字が見込めるのでメディアのひとつの戦略ですし、逆に取り上げないことは、それ以外の層を取り込める可能性があり、どちらが良い悪いといったことではないと思いますね」(制作会社関係者)
一方、「さすがにそれはない」という意見が多数な、大谷ハラスメントも……。
「大谷選手の開幕2戦目の翌日となる20日に、サッカー日本代表のワールドカップ予選が開催されました。見事にワールドカップ出場を決めましたが、試合のために来日し、取材対応した久保建英選手、堂安律選手に対し、関係のない大谷選手についての感想を求めるメディアも。わざわざ他のスポーツの選手に聞くことではないですし、ましてや大事な試合の直前。こればかりは褒められるものではない、両選手は大人の対応をしていましたが」(前出・スポーツライター)
日本人アスリートが世界レベルになっても、日本メディアのレベルはいまだ……。