目を向けられる開発費用
ネット上では、
《現金派の高齢者の方もいるだろうに…。『ミャクぺ!』は使わないようにしてほしい》
《これ払い戻しできなかった金額もそうだけど、払い戻しできないからって無理に変な土産とか買わなければならない状況も含めて、こういう客にとっての負の支出が万博の利益の大半を占めてたら笑うよね》
《もともとある電子マネーも使えるんでしょ?こんな仕様なのに、わざわざ『ミャクぺ!』使う人なんているのかな》
などの意見が上がる一方で、
《きっちりゼロ円になるように考えながら利用する必要ありますね。残高が戻ってこず、誰かの懐に入らなければいいけど》
と、残高が残ったまま有効期限が切れた場合、その金額の行方について疑問を持つ人も見受けられた。
「既存の電子マネーが使える中で、なぜ新たに『ミャクぺ!』を開発した理由がわからないですし、その開発費用に目が向けられることは当然のように思えます。
さらに、万博のチケットを購入するために必要な『万博ID』に関しては、公式サイトに記されている『個人情報保護方針』に同意しなければならず、個人情報の流出が不安視されています。クレジットカードや銀行口座を紐づける必要がある『ミャクぺ!』にもそうした意見が寄せられている状況です」(前出・ウェブメディア編集者)
大阪万博の広報にこうした意見が上がっていることについて、問い合わせたが、期日までに回答はなかった。
開催が迫る大阪万博。客足は見込めるのだろうか。