売れ行きも上々

 コラボスニーカーの企画意図については、

「大阪・関西万博『いのちの遊び場 クラゲ館』のブロンズパートナーとなるにあたり、万博グッズを作ろうとなりました。アイデアを募集する中で、令和2年秋冬モデルとして発売した『THE MIZUNO ENERZY』をベースにしたら面白いのではという意見が出て、ミャクミャクシューズの開発がスタートしました。ソールの凸凹感の特徴を生かし、ミャクミャクがまるで擬態したかのようなリアル感を出すためにもミッドソールに目玉をつけています」(上村氏)

 SNSで大バズりした反響に関しては、

「順調に販売しておりましたが、SNSの投稿をきっかけにかなり大きな反響をいただき、想定よりもかなり早く消化しています」(ライフ&ヘルスマーケティング部 杉浦氏)

 と話し、売れ行きも上々のよう。4月7日現在、公式オンラインショップでは売り切れとなっている。

ミャクミャクスニーカー(ザミズノエナジーOSAKAEXPO2025 30,800円、公式サイトより)
ミャクミャクスニーカー(ザミズノエナジーOSAKAEXPO2025 30,800円、公式サイトより)
【写真】「予想の3倍はキモかった」話題沸騰の衝撃“ミャクミャク”スニーカー

 企画担当者自身もミャクミャクスニーカーを持っているといい、「(履いていると)スニーカーについて話しかけられることもあるので、新たなコミュニケーションが生まれるきっかけのひとつとなっていることを実感できて、非常に嬉しいかぎりです」(上村氏、以下同)と話す。

 さらに、「このシューズをきっかけに思いがけないコミュニケーションが生まれたり、大阪・関西万博をより楽しむことができたりしてもらえることが、開発担当として一番幸せな瞬間だと思っています」と付け加えた。

 インパクト大のミャクミャクスニーカーを履いて万博に行けば、あなたも人気者間違いなし?