しかーし! いざロケをやってみたら持ち前の天然キャラが爆発、担当ディレクターが「登坂ちゃんが大活躍したんだよ!」とコーフン気味でロケから帰ってきた。

 八幡宮の看板に描いてある鳩をアヒルと勘違いしたり、バラエティー的にはバッチリなボケ発言を連発したのだ。

 我々スタッフはそのロケを受けて「来年、リオ五輪で金メダルを獲ったら絶対に登坂フィーバーが巻き起こってスポーツバラエティーで引っ張りだこになるに違いない」と言っていた。お参りが効いたのか、彼女は見事、金メダルを獲得。我々の予想通りの人気者になった。

 今回はそんな登坂絵莉さんに「スポーツバラエティー久々の新女王誕生賞」を差し上げ勝手に表彰したいと思う。まだまだ秘めたる彼女の天然キャラなポテンシャル。バラエティー作家としてはレスリング以上に花開いてほしいと切に願っております!

【プロフィール】
◎鮫肌文殊(さめはだ・もんじゅ)
放送作家。’65年神戸生まれ。古舘プロジェクト所属。「世界の果てまでイッテQ!」など担当。渋谷オルガンバー「輝け!日本のレコード大将」(毎月第2金曜日)、恵比寿頭バー「歌謡曲主義」(毎月第3火曜日)などでの和モノDJ、関西伝説のカルトパンクバンド捕虜収容所のボーカリストなど音楽活動も数多い。