「時代に関係なく、大事なのは人と人の繋がりだと思うんです。だから人間関係は常に良好でありたいと思っています」

 主演映画『本能寺ホテル』が1月14日(土)に公開される綾瀬はるか。戦国時代にタイムスリップし信長に出会ったことで、前向きに歩き始める主人公を演じたが、共感した部分は?

できることより、やりたいことのほうが大事というところ。人はいずれ死ぬからこそ、本当に大事なものは何だろう? って考えますね。今の生活に不満はないのですが、こういう役を演じて表現できたらどうなんだろう? とか、やりたいことがまだまだあるので、努力しなきゃなって思う部分もあります」 

 最近は台詞などでいい言葉と出会うとメモをしているとか。

「ただ忘れっぽいだけなんですけど(笑)。最近メモした言葉は “自分が見たいものを見る”。できなかったらどうしよう……とか、ネガティブなことを考えがちで、本当に見たいことが薄れがちだと思うので」

 大河ドラマなど歴史がテーマの作品が続いているけど、歴史上で好きな人物は?

「歴女というほどではないのですが、漫画『お~い! 竜馬』がすごく好きで、一時は好きすぎて坂本龍馬が夢に出てきましたね。カッコいい~って(笑)」