小西真奈美と初共演にホリケン感激
舞台は戦国時代の架空の小大名、小田家。
当主は同時代の英雄、織田信長を意識しつつ、こぢんまりと生きている小田信夫(堀内)。信夫は天下統一を口にするが、あくまで口だけ。
脇を固める重臣は、柴田勝夫(原田)に明智充(名倉)と、どこかで聞いたことのあるような名前。そんな小田家の面々は、襲いかかるどうでもいい試練にどう立ち向かうのか?
一見、本格的な時代劇だが、いたるところに笑いがちりばめられている。そのひとつがオープニングタイトル。時代考証、建築考証などのクレジットには「なし」となっている。
「“なし”と表示することで、普通の時代劇じゃないんだなと感じていただくためです(笑)。信夫の正室で、つかみどころのないお毛(小西真奈美)にもご注目を。堀内さんはドラマ初主演と同時に大ファンの小西さんが横にいるので、二重の喜びだったそうです」
1話15分と短いドラマだが、中村Pいわく、朝ドラを手がける“NHKのDNA”で、見ごたえは十分と自信をみせる。
「“お堅いNHK”のイメージを逆手にとった作品です(笑)。残酷だったり、いやらしかったりするシーンはありません。前田さんとネプチューンさんの楽しい世界が広がっていますので、土曜の夜には、クスリと笑ってください」