ストレスフリーな食材~根菜類ならコレだ!

ごぼうは腸内をきれいに掃除して体内からコレステロールや添加物を排出するすぐれもの

 身体の掃除屋さんとも言われる「ごぼう」がおすすめ。ごぼうは栄養素というよりも群を抜く食物繊維の豊富さが特徴の根菜です。

 ごぼうの食物繊維は不溶性なので、体内でしっかり働いてくれます。腸内を隅々まできれいに掃除して体内のコレステロールや添加物等を排出する働きもあるため、日頃、いろいろなものを溜め込んでしまっているビジネスパーソンにはオススメです。

 最近ではコンビニやスーパーでも、パックに入ったごぼうのきんぴらやごぼうサラダが売られているので手軽に食べることができるのもうれしいところ。

当記事は「BUSINESSLIFE」(運営:ビジネスライフ)の提供記事です

根菜類は皮に近い部分に栄養素が多いのでむきすぎ注意!

 もし自分や家族が料理をするのなら、ごぼうの皮はあまりむき過ぎないようにするのがポイントです。根菜類は皮に近い部分に栄養素が多いため、新鮮なごぼうであればこすり洗いで軽く汚れを落とすぐらいでOKです。

 ごぼうを水にさらすと黄色いあくが出てきますが、実はこのあくこそがポリフェノールです。何回も水にさらしてあく抜きをするのはせっかくのポリフェノールを捨てることになります。

ストレスフリーな食材~イモ類ならコレだ!

栄養豊富で身体にもやさしいおすすめ食材は長いも

 イモ類のおすすめは長いもです。山いもとも似ていますが、長いものほうが水分が多くしゃきしゃきとした食感があるのが特徴。

 値段も山いもより長いものほうが比較的リーズナブルです。すりおろしてとろろ蕎麦として食べたり、短冊に切って食べる機会も多いと思います。

 亜鉛やカリウム、鉄などのミネラルをはじめ、ビタミン類も多く含まれていますが、大根と同じくジアスターゼなどの消化酵素も豊富。

 さらに長いものぬるぬるねばねば成分である「ムチン」は、タンパク質を分解し、胃腸などの粘膜を保護する働きに優れているため、しっかりと栄養を摂りつつ身体にもやさしいので、疲れたときにピッタリの食材だといえるでしょう。

長いもは他のイモ類と違って生で食べられ料理が楽!

 また、じゃがいもやさつまいも、さといもなどのほとんどのイモ類はデンプン質が多く消化しにくいため、生で食べるのに向いていませんが、長いもは別。

 水分が多く、強い消化酵素を併せもっているため、皮を剥いただけで食べられることから調理の手間がかかりません。長いもの千切りに海苔をふりかけたり、まぐろをプラスしたりして食べてください。

 イモ類といえばじゃがいもを思い浮かべる人も多いのですが、じゃがいもはカロリーが高いのが悩ましいところ。

 さらに油で揚げたり、ポテトサラダにしてもマヨネーズなどの調味料を多く使うため、どうしてもカロリーオーバーになります。

 そういった点でも、身体と健康を考えたときにイモ類では「長いも」を意識して摂るようにしてみることをお勧めします。