「1月29日の夕方、皇居・吹上仙洞御所で、上皇さまが一時意識を失って倒れました。そのとき、いびきのような息づかいをされていたそうで、すぐに医療措置を受けられたとのこと。
翌日、頭部MRI検査と専門医の診察を受けられましたが、原因は見つからず。ただ、その後は回復して普段どおりの生活に戻られたそうです」(皇室担当記者)
在位中の'18年にめまいや吐き気を伴う脳貧血、昨年7月にも再び脳貧血の症状で侍医の診察をお受けになった過去がある上皇さま。86歳というご年齢もあり、周囲の人々、とりわけ美智子さまは常に上皇さまのご体調を注視されているという。
「今回は一緒にいた美智子さまが緊急用ブザーを鳴らし、侍医がすぐに駆けつけました。普段から上皇さまをいちばんご存じなのは、間違いなく美智子さま。ご様子がいつもと違うことにいち早く気づかれて、それを逐一、職員に伝えていただいているのです」(上皇職関係者)
ただ、上皇后さまのご体調も決して万全ではない。数年前には『頸椎症性神経根症』と診断され、昨年には白内障と乳がんの手術を受けられており“満身創痍”の状態。
昨年9月以降も、精神的ストレスが原因で血が混じる嘔吐が数回あり、減少した体重も元に戻っていないそう。