思わず誰かにLINEしたくなる! 知って楽しい、おもしろ雑学を2つ紹介。今回は、掃除機のコードに黄色いテープがついている意味とポン酢の「ポン」の由来について。
掃除機の電源コードのテープに込められた意味
【Q】掃除機のコードについている黄色いテープってなんのため? 【A】黄色いところまでコードを出して、という注意喚起です。
掃除機の電源コードには、よく見れば黄色と赤のテープがついている。その正しい意味をご存じだろうか。意外と勘違いしている人が多いのだ。家電の延長保証サービスを提供するテックマークジャパン(株)の家電スペシャリスト・本多宏行さんに話を聞いた。
「黄色いテープは、コードをここまで引き出してくださいという位置を示しています。コードが収納されている近くにモーターがあるので、黄色いテープまでコードを引き出さないと、モーターが回転する際に発する熱でコードが損傷するおそれがあります」
黄色いテープは「コードはもうすぐ終わります」という意味ではなく、「ここまで出さないと危険」という注意喚起だったのだ。一方、赤いテープは「これ以上コードを出してはいけない」という警告だ。最近の掃除機にはテープがついていない場合もあるが、基本的にコードは長く引き出して使ったほうがいい。
また、掃除機をかけるときは押すよりも引くほうが、ゴミがよく取れるという。掃除機を後ろに引くと、掃除機のヘッド部分についている回転ブラシがゴミをかき出す力がより強くなり、多くのゴミを取ることができる。
「コードのことも引くことも、実は取扱説明書に書いてあります。説明書を読むことで、知っていたつもりで知らなかったことや、ついついやっていた間違いなどに気づくことも。長く効率的に使うためにも説明書に改めて目を通してみてください」(本多さん)